RPGツクールMZでは、プラグインを入れることによって、特殊な機能を導入したり、既存の設定を強化することができます。
導入するためには、プラグインとして公開されている素材をダウンロードし、指定されたフォルダに入れてあげる必要があります。今回は、プラグインの導入第一歩である、プラグイン管理画面への追加方法を紹介します。
RPGツクールMZのプラグインの導入は3step
RPGツクールMZのプラグイン導入は大きくわけて3つのステップに分かれます。
- プラグインを入手しよう
- プロジェクトで使えるようにしてみよう
- プラグインごとに決まったの詳細設定を行う
このページでは各項目について詳細な手順を紹介していきます。
プラグインを入手しよう
まずはプラグインを入手してみましょう。
プラグインはJS(JavaScript)と呼ばれるプログラミング言語を使って作ることができます。自作することもできますが、ツクール公式で提供されているプラグインや、「プラグイン素材」として一般の方が公開しているプラグインがあります。
公式プラグインの入手方法
公式プラグインは、RPGツクールMZをインストールしたときに、DLC(ダウンロードコンテンツ)として、一緒にコンピュータへと保存されています。まずはRPGツクールMZのインストールフォルダを確認しましょう。
インストールフォルダの確認方法は下記ページで解説しています!
一般公開されたプラグインの入手方法
ツクール公式フォーラムや、ツクマテ、一般サイトなどで様々なプラグインが公開されています。入手方法は各サイトに異なりますが、ダウンロードボタンを押すことで入手できたり、GitHubという開発者向けのサービスを通じてダウンロードできます。
プロジェクトで使えるようにしてみよう
入手したプラグインはJavaScriptのファイルであることを示す「.js」形式のJSファイルになっています。このJSファイルを、使いたいプロジェクト内の特定フォルダに入れていきます。動画でも解説していますので、見やすい方法でご確認下さい。
プロジェクトフォルダを開く
まずは導入したいゲームのプロジェクトフォルダを開いていきます。
プラグインを導入したい製作中のゲームをRPGツクールMZで開きます。そして、ゲーム→フォルダを開くを選びます。
プラグイン用のフォルダへJSファイルを移動する
プロジェクトフォルダが開いたら、jSフォルダ→pluginsフォルダを開きます。このpluginsフォルダ内にプラグインデータを入れていきます。PCのコピーや切り取り機能と貼り付け機能を使って、導入予定のJSファイルをこのpluginsフォルダ内に移動しましょう。
プラグイン管理画面に追加する
RPGツクールMZに戻り、ツール→プラグイン管理を選びます。
プラグインリストが表示されます。
プラグイン追加のため、空白の行をクリックしましょう。
基本設定の名前項目を選び、プルダウンリストに、先程入れたJSファイルと同じ名前のものが選びます。これでRPGツクールMZでのプラグイン導入第一歩は終了です。
プラグインごとに決まったの詳細設定を行う
プラグイン管理画面に追加できるようになったら、プラグイン導入は完了しました。しかし、実際にゲーム内で動かすためには、プラグイン毎に決められた設定が必要です。
プラグイン管理画面を見ながらチェック
プラグイン管理画面から、各プラグインを選んで頂くと、プラグイン毎に定められたヘルプが確認できます。また、配布されているプラグインを使う場合は、配布サイトに解説が掲載されているケースもあります。
ヘルプなどを見て、ゲーム内に実装していきましょう。
目的のプラグインがない場合
プラグインを使うことで色々な仕組みを導入することができますが、無料で公開されているプラグインため、目的のシステムが導入できない場合もあります。
そういった場合は、外注するのもおすすめです。時間がない方や、プログラミングなどの記述に触れていない方だと、自作していくのに時間がかかる可能性があります。
とはいえ、外注はトラブルが怖いと考える方も多いかもしれません。そんな方は、スキル売買の仲介をしてくれる『ココナラ』の利用がおすすめです。
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