広告 ゲーム向け素材集 ツクールMZ向け素材

ラミア・ワーウルフ・インプ・コカトリスの敵グラ&歩行グラをゲームに導入!敵グラ素材「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」の紹介

ゲーム制作ソフトには様々な素材が入っていますが、連動したモンスターの敵グラと歩行グラが搭載されている素材やDLCは少なかったりします。だからこそ、敵グラの容姿にあわせたボスキャラを用意できれば、他作品よりも魅力的な作品に見せることができるかも知れません。

モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04

今回は砂漠や山岳地帯の敵キャラを作るときに活躍する、 ケイジェイ製作所さんの低価格素材集「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」を紹介します。同素材集はラミア・ワーウルフ・インプ・コカトリスの4体のエネミーグラフィックに加え、歩行グラや顔グラも搭載。500円以下で購入できる手頃な価格の有料素材です。

RPGツクールMV・MZ向けの規格も収録されているため、すぐに導入することも可能!シリーズの素材集ゆえに、他素材も導入すれば絵柄も統一しながら多彩な敵を実装することも可能。RPGツクールMV/MZの場合は導入も非常にしやすい構成ゆえ、実際にツクールMZで組み込みこみながら紹介していきます。

なお、本紹介は2025年12月1日にDLできたバージョンを元に紹介しております。最新の情報も必ずご確認下さい。

「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」注目の収録内容

まずは収録内容を確認していきましょう。本素材集は「ワーウルフ」「インプ」「コカトリス」「ラミア」という4種類のモンスターをテーマに、以下の素材が収録されています。

  • 歩行グラフィック(3コマの4方向×パターンのツクールMV/MZ企画の画像と倒れグラ)
  • 敵キャラ用のエネミー素材(各種1体、サイズ違いあり)
  • 敵キャラの顔グラフィック(エネミー素材の切り抜き、表情差分なし)
  • エネミー素材の未統合PSDデータ


RPGツクールでの活用で言えば、マップのイベントやキャラの歩行グラとして設定できる画像と、敵キャラとして設定できる画像、会話イベントなどで表示できる顔グラというイメージです。いずれもRPGツクールMV/MZでの利用がしやすいサイズが搭載されています。

「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」をRPGツクールMZで使ってみた

実際にRPGツクールMZで導入してみました。画像とともに感じた特徴をお伝えします。

【注意】
敵の歩行グラと顔グラ以外は本素材集収録物ではなく、RPGツクールMZのデフォルト素材です

戦闘に配置してみる

まずは戦闘シーンで設定した画像をお見せします。

ラミア・ワーウルフ・インプの敵グラ素材

まずはフロントビュー向けの画像をRPGツクールMZの「enemies」素材に入れてみた画像です。代表してラミア・インプ・ワーウルフを使ってみました。

ラミアとインプは武器を所持、ワーウルフも攻撃的なポージングをしているので、いずれも攻撃をグイグイするような敵キャラクターに活用できそうです。インプは金色の武器、ラミアは花形の髪飾りがついており、黄色がアクセントになっているのもいいですね!魔道具っぽくも見せられそうな気もするので、魔法を使ってくるような敵として活用しても面白そうです。

続いて、サイドビュー用の「ワーウルフ」と「コカトリス」画像をRPGツクールMZの「sv_enemies」に入れて動かしてみた画像です。RPGツクールMZのサイドビューは右側に味方キャラがいる画面配置ゆえに、敵キャラが右を向いて欲しいところ。本素材はツクールMV/MZの利用を想定してくれており、フロントビューでは左向きだったワーウルフくんがしっかりと右を向いてくれています。反転加工などもせずにそのまま使えるのはありがたいです。

コカトリスは王道よりも個性的なデザイン感を強く感じます。ただ、コカトリスと言えば石化などを与えてくるRPGも多いと思います。そういった視点から、宝石などを散りばめ、きらやかさを出しているデザインは非常に個性的ながらもポイントを押さえている点は面白い素材に感じます。雑魚敵として使ってもいいと思いますし、ネタゲーなどのセレブな敵として使うとか、成金などの小物感がある中隊長クラスのボスとして使ってみたりと、アイデアが色々と浮かぶようなキャラクターです。

巨大インプ

最後は立ち絵向けサイズの敵キャラ素材。本素材集は小さめの「サイドビュー」「フロントビュー」の画像に加えて大きめのサイズが立ち絵用として最初から同梱もされています。

立ち絵用のサイズは大きめなので、モンスターとして使う場合は多少縮小などしたほうが画面の収まりはいいかも知れません。ただ、このまま使っても大ボス級の敵としてはインパクトが出て面白いかも知れないですね!

顔グラや歩行グラを使ってみる

次に顔グラフィックやマップに歩行キャラとして配置してみた画像です。

ラミアやワーウルフの顔グラ

まずはRPGツクールMZのアクターとして顔グラを登録し、メニュー画面を開いてみた画像です。説明を見ると敵グラから顔付近を切り抜いたものかなぁと推測していますが、しっかりと各キャラの顔グラとして即使えそうな印象です。こちらもMV/MZの規格で収録されているので、ツクールMV/MZであれば顔グラ用の素材に入れればすぐに使うことができて便利!

また、ラミアやインプはそこまで種族の特徴が全面にでていないので、他のキャラクターとして活用もできそうです。例えばラミアであれば年齢層が若い人間の女の子、インプであれば鬼やオークみたいなキャラに顔グラだけ活用するとかでも良いかも知れません。

続いて歩行グラを設定し、RPGツクールのサンプルマップへ歩かせてみました。こちらもツクールMVやMZ向けの規格で収録されているので、同ツールであればすぐに導入可能。

ただ、ラミアの画像は他のキャラと比較して少し大きめに設定されています。もし統一したいときは縮小などを行う必要があるかもです!ボスとかであればこのまま活用してもいいかもですね。

次は左向きなんですが、もう一枚見て下さい。

本素材集の歩行キャラは1方向3パターンのツクール規格で搭載されているので、歩いたときにちょっと動きが変わるんですが……ワーウルフちゃんが歩くときに手を前に出し歩くんですよね。パンチをするような動きみたいに見えて、ちょっと可愛い!敵キャラもポージング的に格闘家っぽい感じでしたが、歩くときも格闘家感が出てくれます。

他にもラミアは尻尾が動いて見えたり、インプは羽をパタパタ、コカトリスはリズミカルに動くように見えたりもしたので、それぞれ部位的な特徴をしっかりと出してくれています。

マップを少し変えて下向きに移動して撮影してみました。ラミアは緑っぽいような体つきなので自然のエリアでイベントキャラとして配置するときとかは少し工夫したほうがプレイヤー的には見やすいかも知れません。

最後は後ろ姿です。こちらもモンスター系のグラフィックらしく、各キャラの特徴を強く感じさせてくれるような印象があります。特にインプなどは汎用性もありそうなグラフィックなので、大量に後ろ姿のグラフィックを配置して「モンスター軍団の出撃場面」みたいな活用とかするとインパクトもでそうです。

モンスター素材なので、敵キャラとして使うことも多いはず。
勇者を取り囲むモンスターたちというイメージで配置してみました。

モンスターの倒れグラ

倒れグラフィックも使ってみました。ラミアやコカトリスは斜めに倒れているような歩行グラとなっているので、脱ツクール感にも貢献してくれるかも知れないですね!

実際のイベントをイメージして使ってみる

最後に、実際にRPGで使うならをイメージし、歩行グラや顔グラ、敵キャラを配置してみました。

まずはラミアの歩行グラと顔グラの素材を使って、中ボスとの戦闘をイメージして配置した画像です。歩行グラに加え、顔グラも搭載されているからこそ簡単な設定でラミアが中ボスのような場面も作れそうです!

こちらは立ち絵サイズとして用意されていたエネミーをピクチャとして表示するように改良したシーンの一場面です。収録画像を編集せずにそのまま活用していますが、大きい立ち絵として表示するのであれば問題なく活用できそう!盾がやや大きいので、画面のサイズが小さい場合は1人~2人ぐらいの立ち絵が表示される作品に良さそうです。1280×720など大きい画面サイズのゲームのほうが活躍できそうです。(もしくは縮小表示や縮小加工してもいいかも知れません)

こちらはインプを立ち絵として活用した画像です。こちらも収録画像をそのまま100%で表示してみましたが、やや羽が横に長いので、少し全体的に縮めたり、映し方に工夫をしたほうが本素材集の実力を全力で発揮できそうな気がします。

とはいえ、悪魔系の設定として汎用的に使えそうなので、めちゃくちゃありがたい素材な印象ですね。

「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」のまとめ

4種類のモンスター画像と頭数は少ないものの、「ラミア」「インプ」「ワーウルフ」「コカトリス」と王道的なモンスター。立ち絵や歩行・顔グラを意図したサイズや素材も入っているので、戦闘前後のイベントや仲間キャラクターとしても活用しやすいなど。少数尖鋭、欲しいものが揃っているという印象の素材でした。本紹介を作るにあたって、この素材たちならばどんなイベントが作れるかなと考えていても、こんなシーンで使えそう、こっちでもいける!?と、非常に妄想が広がる素材集でした。特に砂漠や山岳、力自慢の敵軍団を作るときに良さそうに感じました。

また、RPGツクールMV/MZ規格も多く、そのまま使いやすいという長所もありました。価格も数百円と手頃で、初心者の方が初めて手を出すのにも良い印象です。

同サークルさんは他のモンスター素材集も出しているので、一緒に活用したり、まずは挑戦できそうなモンスター素材を選ぶのもいいかも知れません。本記事が素材購入の参考になれば嬉しい限りです。

おまけのQ&A

おまけのQ&Aです。

素材の使い方は?

DLsiteさんでの購入の場合、本素材はzipという複数のファイルを1つのデータにした状態で配布されています。

ダウンロードしたzip形式のファイルを右クリック→すべてを展開してもらうか、zip展開のフリーソフトを活用するとReadmeや収録された画像を確認できます。なお、必ずReadmeは確認しましょう。(素材=何でも自由に使っていいというわけではありません)

RPGツクールMZではどうやって使うの?

一つ前のQ&Aで紹介したzip展開したデータを作っているプロジェクトの指定フォルダに入れればRPGツクールのプロジェクトで使えるようになります。

ツクールMZのエディタ上で「ツール」→「プロジェクトを開く」でパソコン内のプロジェクト保存先を開いて頂き、imgフォルダの以下のフォルダ内に各データを入れて下さい。

  • characters - 歩行グラを入れるフォルダ
  • enemies - フロントビューの敵キャラとして使う画像を入れるフォルダ
  • faces - 顔グラとして使う画像を入れるフォルダ
  • pictures - ピクチャの表示を使って表示する画像フォルダ(立ち絵やイベントで使う場合はココ)
  • sv_enemies - サイドビュー用の敵キャラの画像を入れるフォルダ

詳しくはRPGツクールMZのヘルプや下記動画を御覧ください。

 

 

サイドビュー用の歩行グラフィックは収録されていますか?

収録はありません。歩行グラフィックのみなので、味方キャラクターとして使う場合はフロントビューが基本になります。

RPGツクールMV/MZで敵キャラ用フォルダに画像を入れたのに選べない

RPGツクールMV/MZでは「フロントビュー」と「サイドビュー」で敵キャラの保管先が異なります。
サイドビューの場合は「sv_enemies」フォルダ、フロントビューの場合は「enemies」フォルダに入れる必要があるため、フォルダに正しく入っているか確認しましょう。

「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」のダウンロード

「モンスター素材・キャラチップ付き 4体セット Vol.04」はDLsiteでダウンロード可能です。

■ DLsite

-ゲーム向け素材集, ツクールMZ向け素材