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RX10 StandardをOBSに入れたのにStudioRackにVST3プラグインが出てこなくて大変だった話

Vtuberや自作ゲームのナレーションを撮っている時、ノイズや雑音などが入ってしまい、フィルタなどを導入して聞き取りやすくしたいという方も多いはずです。

自分も同じように、音質改善をしたいと思って調べていくうちに、iZotopeさんから出ている「RX」というものに色々対策ができるものがあると知りました。試しに一番安い「rx10 elements」をサウンドハウスさんで簡易パッケージ版(郵送でライセンスが送られてきて自分で登録。1000円ぐらい安かった)を購入。その後OBSで色々と設定しながら、「自分の使いたかった機能はStandardからやん」と思い、ダウンロード版のStandardのアップグレードできるやつを買って導入を試みていました。

RX10はRX9から大きく変わり、OBSにいれるにはいくつかの手順が必要です。調べてみると「Wave StudioRack for OBS」を使うことでRX10のプラグインも使用できるという情報が多く出てきます。この手順については、YoutubeやNoteで詳しくまとめられている方が多くいらっしゃいますので、そちらを見ていただければと思います。今回取り上げていくのは「rx10 elements」から「rx10 Standard」にアプでしたら「Wave StudioRack for OBS」で追加機能が選べなかった問題についてです。

RX10 elementsで追加したものしか出てこなくない?

さて、「Wave StudioRack for OBS」は先人の方々の知恵によって簡単に導入でき、「rx10 elements」の設定は非常に楽でした。しかし自分の場合は、「rx10 Standard」の機能がほしいと思ったため、アップデートしたところ、ある問題が起きます。

「あれ、EX10の機能って、追加するプラグインのリストにある??」

 

「Wave StudioRack for OBS」は、画像の枠部分で入れたいプラグインを追加していきます。音響系素人なもので、Standardにアップデートしたけど、なんか変わってないなぁ。もしかして、内部側で変わってるのかなぁとか思っていました。ネットで調べても、「rx10 elements」の情報か、「RX9」でしか出てこないので、「機能統合されたりしてるのかな??」と、「rx10 elements」の状態をしっかりと把握せずにアップデートしたため、まぁうまく言ってるだろうと思っていました。iZotope RX 10 Audio Editorもインストールうまくいってるし、「Wave StudioRack for OBS」とか再インストールしたけど変わりなかったので、いけてるのかなぁと思っていました。

そんな中、たまたま見かけた動画で、OBSにRX10のスタンダードのプラグインを選択している画面があり、これうまくいっていないと判断して再度挑戦してみました。

「Wave StudioRack for OBS」はスキャンできる機能がある

結論は、「rx10 elements」をインストールしたときに「Wave StudioRack for OBS」でプラグインをスキャンした状態になっていたので、「rx10 Standard」でインストールしたプラグインがスキャンされていなかったことが原因でした。「Wave StudioRack for OBS」で再スキャンすればいいだけというオチでした。再インストールしても、再スキャンしてくれないのね……。

スキャンの方法は、OBSのフィルタで「Wave StudioRack for OBS」を追加し、プラグインインターフェイスを開きます。

右上の横棒3つ並んでいるところがメニューなのでクリックします。

VST3→Scan Pluginsを選びます。
すると、少し読み込みする画面が表示され、(多分)英語でいくつのプラグインを読み込みましたみたいなのが出てくれます。

その後、プラグイン設定を見てみると、スキャン前は6個ぐらいしかなかったのにたくさんのプラグインが表示されました。
やったぜ!

 

ということで、スキャン忘れという基礎中の基礎でしたが、ココに気が付かず、数日間迷走していたので、同じように困っていた人に役立てば嬉しいです!

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